省エネ/コストダウン/安定処理/悪臭の軽減/業務省力化を実現!

200社以上のお客様とさまざまな規模の排水処理にお応えしてきました。

  溶存酸素とマイクロバブルによる排水処理実績として200件以上あります。下図はお客様から規模等に関してご開示頂いたもの約80件をまとめたものです。
  下左図は約80件の納入先を示しています。「食品・活性汚泥の活性化」とあるのは排水量が大量で調整槽ではUSA/Σ-Aeroによる処理ができない場合に、返送汚泥をUSA/Σ-Aero処理し、溶存酸素とマイクロバブルにより返送汚泥を活性化したものです。
  下右図は食品工場排水を活性汚泥法により処理している事例です、USA/Σ-Aeroを調整槽に後付設置したもので、さまざまな排水負荷、排水量などの条件に対して、それに適した装置を設置したものです。

納入先拡大 USA/Σ-Aero規模別
USA/Σ-Aeroの納入先 排水量とUSA/Σ-Aeroの大きさの関係

装置の特徴:加圧溶解法+乱流せん断法⇒溶存酸素+マイクロバブル

シグマエアロの仕組み

  本装置は、無閉塞型(ノンクロッグ)静止型混合器シャーディスを内臓しています。このため、閉塞の心配がほとんどありま せん。構造は極めてシンプルで、日常の管理作業はオイル点検などあり、ほとんどメンテナンスフリーです。
  仕組みは、コンプレッサーからの 加圧空気(0.4〜0.5Mpa)と排水がシャーディスで混合攪拌されます(右図参照)。
  加圧された空気は、せん断混合により微細気泡化され、同時に溶解が進みます。 調整槽に吐出されると溶解された過飽和空気が析出し、粒径のそろったマイクロバブルが生成します。

本装置の機能を動物や人の消化器にたとえると

  本装置の機能は、口での咀嚼に似ています。口はスクリーンや調整槽に相当します。骨などの異物を排除し 良く噛むことで胃や十二指腸で消化がし易くなります。噛まずに飲み込むと胃が痛くなったり、消化不良になります。排水量の変動を調整するために調整槽がありますが、 本装置により流入排水の負荷が低減・平準化し、曝気槽での微生物分解がしやすくなれば、消化不良の恐れは小さくなり排水処理は安定します。
  なお、調整槽の排水は好気 性を保ち曝気槽に送られます。その結果、調整槽の臭いは軽減し、曝気槽に返送される無酸素状態の返送汚泥の立ち上がりが早くなります。

胃袋での消化

加圧浮上装置の代替として本装置は使えます。

  詳しくは実績でご紹介していますが、動物性や植物性の油脂分に対して加圧浮上装置が無くても 処理が行えます(経験によれば加圧浮上分離のような油脂分のフロスは出ません)。サラダ油を用いた実験では、微生物が分解でき る指標であるBODが、処理前にほとんどなかったのが、処理後には500〜1,000mg/Lまでに増加しました。

              加圧浮上装置の排水処理の流れ       
加圧浮上装置による排水処理の流れ
Σ-Aeroの排水処理の流れ       
USA/Σ-Aero導入の場合の排水処理の流れ